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関空から北京経由でデリーへ
北京で飛行機がなかなか飛び立たず2時間ほど遅れて到着
2年ぶりのインドだがデリーは初めてだ
蚊が結構いるが、コルカタの空港より100倍綺麗
夜中に着く便だったので空港に迎えを頼んでいた
彼の名はノディ
身長１８０ｃｍの僕よりデカイ大男だ

中国系の飛行機は厳しくライターを1本も持ち込めない
到着したばかりでインドルピーを持っていないので
ノディにタバコを吸いたいと言うと
「ここで吸え」と言われた
「いや、ライターが欲しいんだよね」
彼はシーク教徒なのでライターは持ってないらしい
シークはタバコを宗教上の理由で吸わないからだ
「あなたはタバコ以外も吸いますか？」とノディが言った
キターーー着いてものの数分でマリファナのお誘いだ
面倒なので「Maybe」と答えておいた
僕は海外ではMaybeをキムタクがやっていたドラマの主人公より使う

時間にして10分、出会ってからこの一連のやり取りで僕は彼を警戒すべき人物だと判断した
理由は簡単
禁煙の空港でタバコを吸えと言ってきた事、出会って数分でマリファナを売ろうとしてきたこと
文化の違いはあるのかもしれないがこういうやつはだいたい危ない
15年バックパッカーをやっている長年の勘だ

空港から1時間ほどで彼のゲストハウスに到着
ダブルベットとシングルベットが1つずつとテレビが置いてある、ACはなくファン
トイレ、シャワーは共同で2人で500ルピー
今回はQさんと2人旅なので1人250ルピー
400ルピーと言われていたが疲れていたのと、夜中で選択の余地がないので泊まることにした
この日はQさんと音楽の話をしながらすぐに眠った

今回登場したノディとQさんはかなり面白い人物なので
この２人のエピソードはまた今度にでも語ろうと思う